友禅染の取組
染めの企画・設計・提案まで
友禅染の三大集積地 十日町の友禅
概要きものケア十日町を運営する株式会社はぶきは、十日町友禅の技術を活かし、ジーンズに友禅染を施した「友禅ジーンズ」の試作をはじめ、タレントさんへのお着物を提供や、新たなデザイン企画など様々な取り組みにより、評価をいただいております。
友禅染受賞歴
2001年 | 十日町きものフェスタ 自由部門 『翠帳』【大名行列】 自由部門優秀賞 受賞 |
---|---|
2002年 | 十日町きものフェスタ 自由部門 『平安衝立』【表面・春風のかたらい】【裏面・錦秋の詩】 自由部門優秀賞 受賞 |
2003年 | 十日町きものフェスタ 自由創作部門 『ビーズ翠帳』【紅梅、白梅】 自由創作部門優秀賞 受賞 |
2004年 | 十日町きものフェスタ 自由創作部門 『翠帳』【遊美格子】 新潟県知事賞 受賞 |
2011年 | 十日町きものフェスタ 留袖部門 『色留袖』【正倉院名宝文様】 留袖部門優秀賞受賞 |
2012年 | 十日町きものフェスタ 振袖部門 『振袖』【百花繚乱】 ユーザー審査優秀賞 受賞 |
2017年 | 十日町きものフェスタ 振袖部門 『振袖』【碧のペオニー】 中小企業長官賞 |
代表的な友禅技術
-
型友禅
型友禅は、柿渋紙で作った型紙と色糊を用いて染める友禅技法の事で、 明治初期の京都でに合成染料の登場により開発された近代からの友禅です。
型紙を繰り返し使用出来るために、同じ柄で量産向きの染織方法とされていますが、 職人の手によって染められる型友禅は一色につき一枚の型紙で染めるため、 きものによっては百枚以上の型紙を使用することもあります。
-
手描き友禅
手描き友禅では、紙に図案を描き、それを基に白生地へ柄を手描きしていきます。
大きな特徴のひとつは、「糸目(いとめ)」です。柄の輪郭線の白い線のことで、 「糸目糊(いとめのり)」と呼ばれるモチ米を原料とした防染糊を、柿渋紙で作った円錐型の筒に入れ、 糸目糊を白生地に細い線としてしごき出しながら柄を描きます。
-
金彩加工
金彩加工では、一枚の生地に多数の色を使い、色を重ね合わせることで、鮮やかな色調やグラデーションを表現していきます。
下地となる生地を白く糊で固めた部分を残しつつ、輪郭を描く「紅型(べにがた)」と呼ばれる型紙を用いて、柄を描きます。その後、各色の染料を一つずつ染め上げ、必要に応じて乾燥や蒸したりを繰り返しながら、柄全体を仕上げます。
はぶきの友禅染きもの工程
染料はもちろん、自社で調合します。
また、きものの企画、設計、提案、またお直しの場合は必要に応じて、CG画像でイメージを共有させて頂きます。
-
図案創作
-
配色
-
型彫り
-
友禅
-
引染
-
手書き
-
浸染
-
蒸し
-
ぼかし
-
水元(水洗)
-
巾合せ(テンター)
-
金彩
-
箔加工
-
筒描(糸目描き)
-
刺繍
-
染料