ガード加工(撥水加工)
加工後も風合いや通気性、
色合いも変わりません。
ガード加工を行うことで、コーヒーなど水性の汚れは、染み込まず玉になって流れます。また油性の汚れも、簡単に拭き取れるようになります。
しかも、加工後も風合いはそのまま。金彩や刺繍、ご紋章などの付帯加工にも影響ございません。
ガード加工のメリット
- シミになりにくい
- シミが浸透しにくいので、シミ抜きがしやすくなる
(綺麗になりやすい) - 頻繁にきものを着るのであれば、メンテナンスが格段に楽になる
ガード加工のよくある質問
- ガード加工で通気性が悪くならない?
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きものは元々通気性が低いこと、またガード加工は、糸自体に水を弾く作用を加えるもので、生地の目を埋めるわけではないことから、通気性が変わることはないと言えます。
ただ、生地が汗なども吸わなくなるので、ジメジメする感じは強くなるかもしれません。
- どのくらいきものが汚れなくなるの?
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水分は弾いてくれるので、例えば雨や冷たい飲み物のシミなどはかなり防いでくれます。ただ、油分を含んだ汚れは染み込むとシミになります。
また、ガード加工をしてあっても、熱い液体は浸透しシミにもなります。
総じて、汚れを完全に防げるわけではありませんが、雨と冷たい飲み物による汚れはかなりの程度、防ぐことが出来ます。
- ガード加工をしても、染替えなどはできる?
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ガード抜きという加工が追加で必要となりますが、ほとんどのきものは染め替え可能です。おきものをよく確認してから対応させて頂きます。
- きものの風合いが変わったりはしない?
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手触りなどにおいて、一般の人が気付くような変化はないと言えます。
特にご心配はいりません。